俺と煙草 40本目

今回で40本目。
この数日は別記事も更新できていますので
ようやく俺と煙草というのが一服記事になりました。
高専卓球の記事の予定でしたがこちらに変更しておきます。
あれは一時的なネタ切れの為に取っておきます。

巷では俗にいう安保法案が先週末に可決されました。
法案の成否の流れに伴い国会周辺では反対デモが相次ぎました。
反対デモに対して言ってることが勘違いと思ってしまう方もいらっしゃるでしょう。
確かに目先の物事でみれば勘違いかもしれません、目先の物事だけみれば。
ですがこれは目先の物事ではなく
これを容認していけばどんどん歯止めがかからなくなるという
先を見据えての、先を危惧しての反対でもあるんですよ。
安保法案の成立では強行採決という声が非常に多くあがっています。
これを見て歯止めがかかると思えるでしょうか?
ここで反対の声を上げていかないとどんどん危ないことになると思えませんかね?
法案が成立しても現在具体的なことは決まってないことが多く
これからどんどん決まっていきます。
私はこんな強行的な形で決まった法の中で生きていたくありませんし
法となった法案を見直し最終的に法的になくしていくべきだと思います。
そもそもこれは違憲の法案だったんですよ、法的になくすのは当然だと思います。

この法案に対して仮に自衛隊の方で賛成していたとすれば
確実に事の重大さを分かっていらっしゃらないと思います。
これは自衛隊の方々の危険や負担が増えていくものなんです。
自衛隊のみならずとも家族、親戚や友人に自衛隊の方がいらっしゃればその方々への危険が増すんです。
これは武器を使わないでいいような人道的な法案ではないんですよ。
武器を使わないけないような生きるか死ぬかの状況が増す
今まで以上に武力的な意味を持つ法案なんです。

私は友達にはいろんな職業の方がいますが
その一人は今、自衛隊員となっています。
学生時代はよく遊んだかけがえのない友です。
安保法案は今までどうでもよかったのですが
自衛隊員に危険が増すものだとお恥ずかしながら最近気がつきました。
事の重大さに最近になって気がつきました。
1年前に気が付くべきだったと今はとても悔いが残っています。
だからこそこういう事を書いてもいます。
デモに参加する方には自衛隊の奥さんという方もいらっしゃるようです。
それは事の重大さに気がついてきた現れだと思います。

十数年前に同時多発テロが発生しました
それにより自衛隊は危険度が増していた中東地域での派遣を要されました。
自衛隊のご家族にはとても気が気でない方々も多くいらっしゃったでしょう。
安保法案と呼ばれていたものは
あの時よりも確実に危険が増すものになっています。
こんな法に賛同できますか、こんな法が必要と言えますかね?
ご家族のみならずとも自衛隊の方でも
この安保法案というのが不要であり現状維持とすべきなら反対して構わないと思います。
自衛隊といえど一人の国民なわけです。
これは命令に背くわけではなく一人の国民としての反対なんです。
これまで通りの専守防衛という防衛の在り方で全く問題ないと思います。
仮に中国が攻め込んでくるという脅威を考える方がいらっしゃれば
これまで通りの個別的自衛権で全く問題ありません。
個別的自衛権というのは以前述べた通り正当防衛のようなもので身を守る為のものです。
個別的自衛権というのはあらゆる国が持っている権利です。
これは違憲でもなんでもありませんよ、
これが違憲なら何の権利で身を守るのか聞きたいくらいです。
何の為の自衛隊がいるのか自衛ってなんなんだって話でもあります。
集団的自衛権というのはあくまでオプションです。
追加のものであってもなくてもどっちでもいいんですよ。
しかも集団的自衛権によって国土が守られる事はないんですよ。
あくまで攻撃の加勢であって国土を守るわけではありません。
日本が他国に攻めこれ込まれても他の国が攻撃を加勢しても日本を全く守りはしません。
国土を守れるのは個別的自衛権のみです。
しかも日本にはアメリカ軍が駐留しているじゃないですか。
心強いボディーガードがいるようなものですよ。
私は現状維持で十分だと思いますし
憲法九条を定め専守防衛という在り方を作ってくれたのはアメリカですよ。
アメリカも日本の防衛変化に苦言を呈してくださいよ!
この安保法案や集団的自衛権という違憲がどう必要だというんですか?
戦後からずっと平和を極めて重んじる日本が集団的自衛権なんてほざいたら
抑止力より近辺国の緊張感が高まるだけです。
緊張感戦争が起きる危険性が高まるわけですよ。
しかも冒頭述べた通り自衛権が危険が増すんです。
この安保法案というものがどこが必要だというんですか?

以上です。

これ書いてる間に煙草全部吸っちゃいましたよ。
後でコンビニで買ってこないと。