不本意な政権交代。

こんばんは、イレブンスです。
前回更新した記事の続きの話となりますが
アメリカの大統領選は極めて残念な結果となりました、誠に遺憾でなりません。
ヒラリー・クリントンさんが次期大統領になると予想した多数の人は
無難さや見通しの良さという形で安定や安心を望み、
なるのではなく、なってほしかった、というのが実情でしょう、私もそうでした。
ですから仮に次期大統領になった時は喜びよりも一安心となったでしょうし、
イギリスのEU残留離脱の是非も残留を望んだ人も同じ心境だったと思います。
人ってのは不安になるような事案があると悪いことなんて極力考えたくないものなんですよ。
今の時期で例えるなら受験でも同じような事がいえます、どうしても合格したい時は
誰だって不合格なんて考えたくありません。
そういう心理が無意識に予想で反映していたのかもしれません。
一方、ヒラリー・クリントンさんが負けることを予想していた人は
イギリスのEU離脱の二の舞を予想したんでしょう、それか無責任に面白がっていた連中か。
いずれにせよ、どうなろうと構わないという無責任な人に変わりないです。
EU離脱へ先導したどっかの党首は離脱決定翌日に今後の話で公約が嘘だと認めて
自ら党首辞任してその先のことは放り投げ、無責任極まりない。
Bregret(ブレグレット)というEU離脱を悔やむ造語が出たくらいです。
現にヒラリー・クリントンさんが負けて今は見通しが悪いか不明という極めて不透明な状況となりました。
ヒラリー・クリントンさんが負けると予想した人には
どうなってもいいという無責任な物の見方しかしてないんでしょう。
メディア側も報じ方からしてヒラリー・クリントンさんの勝利を願っていたでしょうけど
相手候補を批判を含め視聴率や注目、話題欲しさに面白がって火に油を注いでいたところはあると思います。
気づいた頃には既に抑えようがないところまで来てしまって
そのせいでヒラリー・クリントンさんがそっちのけだったところはありますからね。
メディアの悪い癖が共犯化してしまったところはあると思います、
イギリスのEU離脱の是非のように面白がってやった過ちが活かされませんでしたね。その辺は自戒しないと。


さて、今回の大統領選はメディアの予想と反して外れたとの指摘もあります。
予想ですから多少は外れたりはするでしょうけれども大きくは外れてはいないと思います。
総得票数では上回っているが大統領戦は負けたというのは
2000年以降だと今回を含めて2例目となります。
2000年アメリカ合衆国大統領選挙 - Wikipedia
2016年アメリカ合衆国大統領選挙 - Wikipedia

世論調査というのは総数を調べるものですから
こういう数奇な出来事まで予想できないと思います。
他にもCNNの出口調査の結果もあります。
http://edition.cnn.com/election/results/exit-polls
(英語が不得意でも文章ではなく統計資料ですから
単語の意味を辞書を引いて調べていけば
おのずと内容は理解はできると思います)

今回の結果は、大統領選という普遍的な出来事としてだけ見れば現状不満による政権交代
現状不満での政権交代なんてどこの国でもよくある話です。
そして政権交代の流れになれば株価は多少なり上昇はします。
どれだけ上昇するかはその時によりますけれども。
それに人種差別発言、移民排斥や非国際的な姿勢がどの程度影響していたのか。
大統領に相応しくないとしつつ共和党支持者も多数いますから不本意な政権交代です。
フィリピンといいアメリカといい、未熟な老人の暴挙で世も末だ、最悪だよ・・・。


次回の更新は12月中旬です、最近は喫煙のし過ぎで頭痛が酷いです。
オバマ大統領に続けられるならぜひとも続けてもらいたい。
あんな奴が次期大統領なんて、もう嫌だよ・・・。