俺と煙草 24本目

8月9日。
70年前のこの日は長崎県長崎市内にて、
広島市内に続き2発目の原子爆弾が投下された日です。
沖縄戦とこの原子爆弾二発による犠牲者は何十万となりました。
たった数ヶ月で何十万という人が命を落となんて
世界的にも過去に類をみない犠牲者数です。
すべては武力を行使したこと。
武力により物事を解決させようとしたこと。
これに尽きると思います。


今は安保法や集団的自衛権が議論されていますが
安保法の必要とする根拠や想定自体に批判が相次いでいます。
私も安保法には反対ですしそんな法案自体を作る必要すらないと思います。原案者は誰なんだとも思いますね。
仮に安保法が可決されたとしても
2009年の警察法を用いた海賊対処法のような何がしたいのかよく分からない法案になるかもしれませんし
そもそも憲法9条に反したことは法案的に無意味になると思います。
集団的自衛権憲法9条による解釈変更がまかりとおれば
憲法により保障されている表現の自由言論の自由、そして基本的人権すら危ぶまれてしまいます。


現在これらの事案を是正的に論じているのは防衛大臣だったり防衛省出身だったりと
私は防衛省の一部に問題があると思います。
憲法9条という武力行使放棄の憲法を改正させ集団的自衛権を論じる田母神のような奴が防衛省にいた時点で防衛省はかなり問題を抱えていると思いますし
この軍事的な不穏分子がいる限り現状はどうにもならない思います。
防衛を火消しだとすると、こいつら不穏分子は火を消したいが為に自分で放火しようとしていると同じなんですよ。やってることは自作自演な放火犯のようなものです。
かつての日本も世界恐慌の波及により不景気になり
その中で軍事的な人間がでてきて結果的に戦争を引き起こしてしまいました。
今は似たような状況のようにも思えます。

多くの偉人が戦争の愚かさ哀れさえを訴える中で
日本国憲法9条というのは
法の支配という形で戦争をなくすことができた素晴らしい憲法なんですよ。
戦争は権力的に発生してしまうことですが
権力乱用などを防ぐために近代社会の礎でもある法の支配の賜物により実現できたわけです。
少なくとも防衛省一部の軍事志向の奴や有識者がいる限りは
どんどんこんな流れになると思います。
現在は安倍総理とか非難されていますが私としては本来こういう軍事志向の不穏分子が非難されるべきだと思うんですがね。