7月1日「更生保護の日」

7月1日は更生保護の日です。
1962年に法務省が制定しました。
これに伴い毎年7/1-7/31は
非行防止や更生支援への理解を深める
社会を明るくする運動があり
かれこれ半世紀以上続いているようです。
こちら略して社明運動(読み:しゃめいうんどう)
とも呼ばれており
以下の文では社明運動とします。

この運動で象徴的に用いるのは黄色い羽根です。
基本的に羽根にまつわるものは
多くが募金・基金が主です。
赤い羽根は福祉などの募金、
緑の羽根は植林などの環境保全の募金。
調べるとこれに倣うように
青は水難・海難、
水色は水難・海難で親を失った子達の育英
というように様々あります。
中には黄色い羽根もあり
人工臓器や臓器移植といった募金にて用いられてますが
社明運動の黄色い羽根は
啓発・啓蒙(読み:けいもう)は主であり
この時期の黄色い羽根を見かければ
それは社明運動を意味しています。

社明運動について詳しくは
こちらのサイトに記載されておりますので
興味ある方はご参照下さい。
"社会を明るくする運動"~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~ | 法務省
社明運動特設サイト「おかえり」 | 更生保護ネットワーク

更生保護においては
実名報道も議論されますが、
私は現状維持にすべきだと思います。
これは更生保護での弊害にもなりますし
私には感情的で大人げないようにも思えます。
事件に対して憤慨する気持ちは
理解できるはできますが
法に背いて罰せられる者を
法に背いて名をさらして知らしめるなんて
それが社会的正義なのだろうか正しいのだろうかと思います。

この原因は少年犯罪の凶悪化なのかもしれませんが
子供を育てるのは大人であり
子供に影響を与えているのも大人です。
青少年を問題視する前に
まず我々大人が様々なことを省みるべきではなかろうかと思います。
映画・音楽・小説・漫画・アニメといった
表現物をその一例でありましょう。
注目や刺激的といって過激描写が過ぎたのもまさにそうです。
例えるなら自分が喫煙するからと言って
未成年に喫煙させるようなものです。
その辺も省みなければならないところはあると思います。

これまで更生保護に関して述べてまいりましたが
更生保護というのは
将来的な犯罪防止としても重要な事です。
法務省の統計によると
犯罪の半数近くが再犯によるものだそうです。
ですから更生保護を行い立ち直らせていくというのは
再犯を防止させる共に
先々に起こりうる犯罪を防ぐこととしても重要なんです。

最後に19歳の頃に更生を主にしたリスト作成してましたんで
良い機会ですので再掲載しておきましょう。
当時は職場でいろいろあって
情緒不安定になりつつありましたが
阪神ファンだった恩師となるあの人が懐かしいです。
一生逢うことがないとしても私はそれでいいです。
私はその思い出を大切にしてますし
そういう一期一会も人生の尊く思える出来事だと思うんで。