11月3日「文化の日」

11月3日は文化の日です。
当ブログでは学術というカテゴリーの記事は
学問のみならず文化的な意味をもたせていますからね。
本日は日本国憲法が公布された日でもあります。
5月に憲法記念日というのがありますがあれは施行された記念日です。
公布と施行、これはお知らせと始まりということです。
これは憲法のみならず法律や政令でも同じようなことが言えます。
ですから法案が可決されたからといって即座にその法律が始まる訳ではないんですよ。

本日は京都府内で憲法9条京都の会、京都96条の会が憲法にまつわる集会を開き
憲法堅持の重要さが訴えられました。
憲法9条は広く知られていますが憲法96条は何かというと憲法改正にまつわる内容が記されています。
来年は参院選があってそれ次第で憲法改正の危険性が高まります。
私はかつて憲法改正賛成のようなことを愚かにも書いたことがありましたが今は断じて反対です。
理由は変えるべきものが何もないからです。
むしろ人権や言論の自由を保障している憲法が変えられるということは
人権や多くの自由が失われ抑圧される危険が高まるということです。
何より日本が本当に戦争をする国になる危険が高まります。
当時の憲法改正賛成と書いた自分が今は本当に愚かだと思います。
無知すぎて事の重大さを何も分かってなかった。
身内や友人に自衛隊員がいるとして安保法賛成だとしたら事の重大さにいい加減気づくべきです。
安保法関連の言い分は時代が変わったから変えるべきとしていますが
時代が変わったからといって変える必要があるのか疑問でなりません。
よく知れば変える必要なんてない事に気づくはずだと思います。